訪問リハビリとは
訪問リハビリテーションの目的は、利用者の実際の生活の場にお伺いして、日常生活の自立と家庭内さらには社会参加の向上を図ることが目的です。心身障害、生活障害、住環境等を確認して自宅生活の中で利用者自身の機能維持・向上を図りつつ、実際の生活場面に即した能力的な部分へのアプローチを行っていくことができるサービスです。訪問リハは、利用者が安心、安全にその人らしい在宅生活が継続できるように支援していきます。
訪問リハの内容
1.病状の観察
バイタルチェック(体温、脈拍、呼吸、血圧測定等)
病状の観察や助言
精神面の健康状態の確認と助言
介助者の健康状態の確認と助言
再発予防と予後予測
2.日常生活への指導・助言
ADL(※1)指導
身体機能(筋力、柔軟性、バランス等)の維持・改善
福祉用具または補装具、住宅改修の評価と相談
QOL(※2)の向上や趣味、社会参加促進のための助言
3.介護相談
家族への介護指導や精神的な支援
福祉制度利用の助言・相談
※1 ADL
(Activities of Daily Livingの略)一般的には『日常生活動作』と訳されます。日常生活を営む上で、普通におこなっている行為、行動のことです。具体的には、食事や排泄、整容、移動、入浴等の基本的な行動をさします。
※2
QOL(Quality of Lifeの略)『生活の質』と訳され、人間らしく、満足して生活しているかを評価する概念です。
実績
2011年 1049件
2012年 1067件
2013年
828件
2014年
721件
2015年
692件
対象疾患
整形疾患(圧迫骨折、大腿骨頚部骨折、ロコモティブシンドロームなど)
神経疾患(パーキンソン病、ALSなど)
呼吸器疾患(COPD、肺炎など)
訪問リハの利用を検討されている方で
介護保険証をお持ちの場合は、担当のケアマネージャーにご相談ください。
お持ちでない場合は、かかりつけの主治医にご相談ください。